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Feeding the Future:環境への影響に対する前向きな見通し

2019年8月01日
TEE

写真左から: Miranda Johnson(ミランダ・ジョンソン)/ エコノミスト東南アジア特派員、 Judy Chen(ジュディ・チェン)/ 香港海洋公園保育基金会長、 Nguyen Do Anh Tuan(グエン・ド・アィン・トゥアン)/ Institute of Policy and Strategy of Agriculture and Rural Development(農業および地方開発政策・戦略機関)所長、 Mike Briers(マイク・ブライアーズ)/ Food Agility 最高責任者、 Sean Toohey(ショーン・トゥーヒー)/ エコラボ アジア・パシフィック地域担当取締役副社長兼社長、 Peter Ford(ピーター・フォード)/ Corteva Agriscience アジア・パシフィック地域担当社長

 

食の安全保障は現在ますます脅威にさらされています。世界の人口が2050年までに 97 億人を突破するとみられるなか、食の安全保障はさらにいっそう重要な問題となっているのです。気候変動から消費者ニーズの変化、地政学的な不確定要素まで、食の安全保障に関する課題は増え続けています。端的に言うと、私たちを待ち受ける課題とは、増え続ける世界の人口に十分な食料を持続可能な方法で生産するにはどうするか、というところにあります。


先週 The Economist Events 主催で行われた Feeding the Future サミットにエコラボ アジア・パシフィック地域担当取締役副社長兼社長のショーン・トゥーヒーが登場し、企業の持続可能な経営の必要性、科学とテクノロジーが食の安全を脅かすリスクへの取り組みにどう立つか、食品業界に起こっている環境への良い影響について、業界を代表するオピニオンリーダーたちと議論を交わしました。

農業にまつわる経済的・地政学的リスク、非効率性を排除しつつ食料生産を合理化するために農家はどのように変化し、新しいテクノロジーを取り入れていくべきかという点に、現在もなお重点が置かれています。しかし、私たちが取り組むべきなのは食料生産の基本的な段階です。言い換えるなら、食料が農場から食卓に並ぶまでの過程に関わるすべての人々や企業が、安全な食料を供給するために非常に重要な役割を担っているのです。

ショーン・トゥーヒーは水の消費を例に取り、食品産業と農業が水を一番消費していることを紹介しました。私たちが消費する水の最大 70 パーセントが灌漑に利用され、約 20 パーセントは産業、さらに 10 パーセント近くが家庭で使われています。これは、食の安全保障の責任はすべての人にあり、科学とテクノロジーで水の使用量削減、再利用、リサイクルを支援する余地が大いにあることを示しています。

さらにショーン・トゥーヒーからは、水を大量に使用する産業である鉄鋼業が盛んなインドで、エコラボの提供したスマートな水管理とデジタル技術により、鉄鋼業の水の使用量が最大 50 パーセント減少した事例と、その際エコラボが果たした役割が紹介されました。これは、コルカタとプネーを合わせた人口より多い、790 万人以上の人々が 1 年間に必要とする飲料水に相当します。

さらにショーンは、食料品の包装など、食料が農場から食卓に届くまでのあらゆる側面に目を向けることが重要であると語りました。テクノロジーを駆使して、食の安全保障と安全の基準を高く設定する必要があります。より良く、より明るい食の未来は、力を合わせた取り組みと持続可能なビジネス習慣があって初めて達成されるものなのです。

「各企業はサステナビリティをその核にしなくてはなりません。廃水排出ゼロなど食品業界内での持続可能な事業展開は現在、多国籍企業が力を入れて取り組んでいます。これらの動きが、今後もサステナビリティを推進していくことになるでしょう。」

Sean Toohey(ショーン・トゥーヒー)

エコラボ アジア・パシフィック地域担当取締役副社長兼社長

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