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会長兼 CEO、Doug Baker(ダグ・ベイカー)からのメッセージレター

エコラボのサステナビリティへの影響に対する考察

エコラボ会長からのメッセージレター

当社のビジネスに様々な点で成長の兆しが表れています。水やエネルギーの節約であっても、廃棄物や温室効果ガス排出の削減であっても、これらの優先事項はビジネスの成長および収益性と密接な関係があることがますます広く知られるようになってきました。

私たち全員が力を合わせて、この機会を最大限に利用しなくてはなりません。今この機会を手中に収めることができれば、地球にこれ以上害を与えずに、あらゆる存在にとって持続可能な成長を実現する経済を作り上げることができるのです。
エコラボでは、こういった前向きの発展を促進するお手伝いをしています。その専門技術により、エコラボは世界のマクロ動向の岐路に立っています。お客様が人口増加、経済成長、都市化、変わりゆく消費者動向、気候変動、水不足などの需要に対応する際のサポートを、当社は世界中で提供しています。

当社のサポートは、水およびエネルギーの効率が高い食器洗浄機プログラムを皆さんお気に入りのレストランへ提供するところから、製鋼所、自動車メーカー、発電所における水使用量の削減まで、規模は大小さまざまです。それぞれのケースで、お客様の業務効率を改善し、コストを削減する一方で、環境への影響を低減し、エネルギーと天然資源を節約できるようサポートしています。

エコラボのお客様は2018年、全世界で 1880 億ガロンの水を節約することができました。これは 6 億 5,000 万の人々が必要とする飲料水の量に相当します。現在当社では、10 億人に十分な量に相当する 3000 憶ガロンの節約を2030年の目標としています。また当社の支援により、お客様は 19 兆 BTU(英国熱量単位)のエネルギーの節約、24 億ポンドの温室効果ガスの排出削減、5400 万ポンドの廃棄物の削減を実現することができました。

当社はサービス、専門的な知見、そして革新を組み合わせることでこうした成功を収めることができました。コネクテッドデジタル技術とデータサイエンスを利用することにより、たった数年前までは不可能であったことも実現しています。たとえば、現在当社ではネットワークに接続された 40,000 台の 3D TRASAR™ スマート・ウォーター・センサーを多くの業種にわたって世界中に設置しています。このネットワークを使うことで、以前は目に見えなかった傾向を見つけ出し、問題が発生する前に対応することが可能です。またお客様はリアルタイムで移り変わる状況に適応し、効率を大幅に高めて、環境への影響を最小限に抑えることができます。

当社の業務の本質は、お客様のサステナビリティに関する目標の達成をお手伝いするところにあります。当社の仕事は全体として、国連の持続可能な開発目標 6 である、すべての人々への清潔な水と衛生の確保に世界が一歩近づく一助となっています。

その一方、当社では自社業務においても着実にサステナビリティを改善しています。全世界の当社工場における水の利用量削減、再利用とリサイクルのために体系的に投資を行っています。着実に効率を上げているのを足掛かりに、当社では2020年までに温室効果ガス排出を 10 パーセント削減するという目標の達成に一歩ずつ近づいています。2018年に締結した再生可能電力契約により、その目標を大幅に超える見込みです。

同時に、当社は過去 5 年間でプラスチック製の埋め立てゴミを 7100 万ポンド以上削減しました。未使用樹脂ではなくリサイクルされたプラスチックを利用し、当社製品をより効率的に設計する方法について常に検討することで、この削減を実現しています。たとえば、大型容器に入ったかさばる液体ではなく、収縮包装フィルムに濃縮固形の化学物質を使うことにより、包装に必要なプラスチックを 99 パーセント削減することができました。

エコラボの事業そしてその先に見えるものを考えれば、私たちは力を合わせてサステナブルな道を進んでいくことができるだろうと私は楽観的に考えています。当社が革新を続けていくにあたり、必要な技術の大半はすでに入手しています。次はワンランク上の努力をすることで、当社のプラス効果を広めていく時です。

ビジネスリーダーとして、当社には果たすべき特別な役割があります。当社だけで世界を良くすることはできませんが、物事を前に進めるにあたって極めて重要な存在でもあります。当社が大きく、野心的な目標を設定すべきだと考えるのはそのためです。変化とはいつも困難を伴います。リターンが努力に見合うものであるようにしておくことがベストです。「Go big(思い切った行動を取ろう)」が私たちの合言葉なのはそのためです。重要な変化。これこそがエコラボが促進するものです。

ありがとうございました。

Douglas M. Baker, Jr.(ダグラス・M・ベイカー・ジュニア)
会長兼 CEO