変化への取り組み:未来の女性リーダーに対する投資
社長兼 CEO の Christophe Beck が Catalyst CEO Champion For Change に
「偏見を打ち砕こう」 ━ これは、女性の功績を讃え、ジェンダーパリティへの理解を呼びかける世界的な記念日、国際女性デーのテーマです。では、偏見を打ち砕くとは一体どういうことを指すのでしょうか?エコラボにとってそれは、チャレンジをチャンスに変え、女性が働き、成長して目標を達成するのに最も適した環境を提供する会社となるべく努力することを意味します。
エコラボの社長兼 CEO の Christophe Beck は2021年12月、Catalyst CEO Champion For Change に署名しました。これは、エコラボの前 CEO である Doug Baker が2020年に署名したもので、その取り組みを引き継ぐ形になります。70 社を超えるグローバル企業と、女性が働きやすい職場づくりを支援する世界的な非営利団体 Catalyst とともに、エコラボは組織として、また Beck は個人としても、職場でのダイバーシティ、インクルージョン、ジェンダー平等を支援するという確固たるコミットメントを表明しました。
Beck は次のように述べています。「エコラボにとって、誰もが女性に対する深い理解と支援を示す受容的な職場環境を構築するのは、それが単に良いことだからではなく、会社として必要不可欠なことだと考えているからです。本当の意味で多様性と受容性のある文化を形作るうえで、女性の果たす役割は欠かせないものであり、女性の意見、視点、リーダーシップなくしてその成功はあり得ません。」
昨年はじめに Beck とエコラボのリーダーたちが主催したライブイベントでは、職場における女性の体験に焦点を当て、女性従業員らがそれぞれのキャリアストーリーを共有し、より公正な職場を実現するための具体的なアクションについて話し合いました。
このイベントで Beck は、2030年のインパクト目標の達成に向けた、組織としてのビジョンを共有しました。そのビジョンのひとつが、組織のあらゆるレベルでジェンダー多様性を向上させることです。エコラボは創立以来初めて、多様性、公平性、受容性についての目標をすべてのチームで設定しました。これらの目標は、組織の現状を理解し、うまく機能している部分とそうでない部分を見極め、組織の目標達成の妨げとなるギャップを特定するために設定されました。
この新たな事業戦略を導入して以来、目標達成に関していえば、エコラボはこの 1 年間で過去 3 年間よりも多くのことを成し遂げることができました。こうした目標のひとつに、管理職における女性の割合を 35% まで引き上げるという企業目標があります。今後はアカウンタビリティパートナーとして Catalyst の協力を得ることで、目標達成に向けてさらに前進してまいります。
Catalyst の会長兼 CEO である Lorraine Hariton(ロレイン・ハリトン) 氏は次のように述べています。「パンデミックという困難な状況下において、Christophe Beck 氏や他の Catalyst Champion CEO、そしてその組織が、多様性、公平性、受容性(DEI)への取り組みを継続していることは大変素晴らしいことです。女性、なかでも有色人種の女性について、引き続き経営陣を目指すキャリアパスを発展させることが非常に重要です。 それができれば、女性にとって公正かつ受容的な職場づくりを大きく前進させることができるでしょう。」