レジオネラ菌対策

あらゆる業界と関わりのある当社は、水の安全に関する独立した専門企業として、年間 10 億ガロン以上の飲料水を殺菌しています。水管理計画において対応戦略が必要な場合は、施設のリスクを軽減する当社のツールや専門知識をご活用ください。

Bacteria Slide

病原菌の分析

レジオネラ菌検査は、抑制措置の有効性を検証する際に用いられます。ナルコ ウォーターは独自のレジオネラ菌ラボを持ち、ニューヨーク州保健局の ELAP(Environmental Laboratory Approval Program:環境ラボ承認プログラム)の認定を取得しています。また当ラボは US-CDC の ELITE メンバーでもあり、環境試料でのレジオネラ菌培養に関する Certificate of Proficiency(熟練認定)を受けています。ナルコ ウォーターのラボでは、レジオネラ菌の同定と定量を行う際に ISO 11731 の培養方法に従っています。また、その他の水媒介性病原体の培養検査におけるサポートや検査結果の解釈のアドバイスも提供します。

How Nalco Water solves Waterborne HAIs
Short Term Remediation

短期修復

ナルコ ウォーターは冷却塔、飲料水システム、水を使った装飾設備、飲料水貯蔵タンクなど給排水システムの各種修復サービスを提供しています。修復にはクリーニングと化学薬品による除菌だけでなく、処理が完了したことを確認するための適切な文書の提供も含まれます。当社の修復サービスは事前にスケジュールを組むことも、緊急時にリクエストすることも可能です。ナルコ ウォーターには定期的な修復サービスや緊急の修復サービスにおける長い実績があり、施設の給排水システムを修復してリスクの管理と低減を行います。

長期管理戦略

所定の工学的制御や短期の修復戦略では管理できない微生物の増殖のリスクがシステムで高まっていることが検証と妥当性確認において明らかになった場合、長期の管理戦略が必要な可能性があります。リスク評価の内容に基づいて、当社はリスクを低減する戦略をご提案します。この戦略には飲料水システムの追加除菌とユースポイントの水のろ過、冷却塔の様々な除菌処理が含まれます。

レジオネラ菌対策

追加除菌

追加除菌は今もなお、建物の給排水システム内の微生物増殖を抑える最も良い方策のひとつとされています。内部の冷水・温水システムは、病原菌の温床となる場合があります。さらにシステムの複雑さが対応を難しくすることがあります。ナルコ ウォーターでは、冷水・温水システムで追加除菌を行う複雑さを理解しています。当社はこういった独特の問題に対応するために、二酸化塩素や塩素を施設内で発生させる技術を開発しました。当社の全プラットフォームは、受賞歴を誇る 3D TRASAR™ 技術で追加除菌が制御・監視されており、24 時間体制のカスタマー保証センターもご利用いただけます。

ユースポイントでの水のろ過

安全な水はヘルスケアやホスピタリティの施設において重要です。ナルコ ウォーターは、緊急時に是正措置を実施する時間的な余裕が持てるようユースポイントにウォーターフィルターを組み込むことができます。このフィルターは、高リスクもしくは重要な患者治療領域向けの長期的管理戦略としても利用可能です。入浴用シャワー、シンク、製氷機、その他水を使う備品に使うことができます。耐用期間 14 日間、31 日間、62 日間の厳選したウォーターフィルターをご用意しています。

Legionella can infect Cooling Towers

冷却塔向けの水の安全プロトコル

昨今のレジオネラ菌の流行は冷却塔と直接結びついているため、冷却塔におけるレジオネラ菌のリスクについて知り、どのように軽減するのかよく理解することが肝心です。ニューヨークの規制であれ、業界で受け入れられたベストプラクティスを理解することであれ、ナルコ ウォーターならコンプライアンスを達成して運営リスクを管理するうえで、最適なソリューション開発のお手伝いができます。ナルコ ウォーターは、レジオネラ菌検査、冷却塔の点検、稼働中の除菌、非稼働中のクリーニングおよび除菌、冷却塔に重点を置いた水管理計画の実施をはじめ、すべてが揃った水の安全ソリューションをお届けします。