エコラボ、ザ・ウォーター・カウンシルから新たに WAVE 認定を受け、ウォーター・スチュワードシップにおけるリーダーシップを実証

2024年7月25日
Water Stewardship Verified (WAVE) Logo at the top and water background at the bottom

ミネソタ州セントポール - 2024年7月25日 - 世界的サステナビリティリーダーとして、水、衛生、感染予防のソリューションとサービスを提供する Ecolab Inc. は、自社施設における先進的なウォーター・スチュワードシップへの取り組みが評価され、新たにウォーター・スチュワードシップ認証(WAVE)認定を取得したことを発表しました。WAVE 認定とは、企業がウォーター・スチュワードシップにおけるパフォーマンスを加速させ、迅速に報告できるよう支援するプログラムであり、エコラボが最も重要な水に関する活動を戦略的に優先し、その事業、お客様、パートナー、地域社会に有意義な成果をもたらしていることを証明するものです。

WAVE は「ザ・ウォーター・カウンシル」によって確立された独立検証プログラムで、組織が全社的な水の使用量、影響、リスクを評価するのに役立ちます。当プログラムは、組織的目標とインパクトのある現場レベルの行動を組み合わせた、参加者がウォーター・スチュワードシップの取り組みを推進するための枠組みを提供します。

エコラボは、各地の環境や人々の健康、経済の発展を保護するにあたって、水の重要性を認識しています。同社は、グローバルに事業を展開する自社施設を対象に、強固なウォーター・スチュワードシップ戦略を実施しており、水に関わるネット・ポジティブ・インパクトの達成という目標に向けて着実に前進しています。

「エコラボが2030年までに水に関わるネット・ポジティブ・インパクトを達成するためには、当社事業所における効果的なウォーター・スチュワードシップの推進が重要となります」と、エコラボの上級副社長兼サステナビリティ最高責任者、Emilio Tenuta(エミリオ・テヌータ)は述べます。「この WAVE 認定は、エコラボの全社的なウォーター・スチュワードシップ戦略を実施し、各地域での活動を補完してきたエコラボチームの素晴らしい取り組みのさらなる証です。」

2030年ポジティブ インパクト達成というビジョンの一環として、エコラボは全社的に水のインパクトを生産単位あたり 40% 削減することを目指しています1。直近では、2023年にウォーター・スチュワードシップ・プロジェクトを実施し、1 億 5,300 万ガロン(~580,000 立方メートル)を超える節水を実現しました。エコラボは、自社のウォーター・スチュワードシップ・プロジェクトの成功と学びを基に、その専門知識と技術を応用して、お客様がウォーター・スチュワードシップの目標を達成できるよう支援します。2023年、エコラボの支援により、お客様は 2260 億ガロンもの水を節約することができました。同社は、お客様が2030年までに 3000 億ガロンの水を節約できるようサポートしていきます。

エコラボは、徹底した水のリスク評価に従い、また水に関するアクションプランの一環として、自社施設や、水ストレスの高い流域で水使用量削減、再利用、リサイクル、補給戦略を実践し、周辺地域の水資源保全に努めています。製造工程における非飲料水の使用、高度な水再利用システムの導入、あるいは自然重視のソリューションによる地域の流域の保護と再生への取り組みなど、エコラボは事業を展開するあらゆる場所で水の保全、再利用、リサイクル、再生を推進していけるよう、たゆまぬ努力を続けています。

WAVE 認証取得に向けて厳格なプロセスを完了したエコラボは、整合性の高いデータの取得、リアルタイムの洞察の活用、そしてスマートな水管理に対する包括的な全社的アプローチの重要性を強化しています。消費者のウォーター・スチュワードシップに対する期待が高まり、世界的な水危機が深刻化するなか、責任あるウォーター・スチュワードシップを実践する同社の取り組みは、これまで以上に浸透しています。自社施設で WAVE 認証を取得したことで、エコラボのウォーター・スチュワードシップの位置づけはさらに強化され、世界で最も重要な資源を保護するというその使命を継続的に推進していけるようになります。

エコラボのウォーター・スチュワードシップへの取り組みに関する詳細は、https://www.ecolab.com/corporate-responsibility/environment/water-stewardship をご覧ください。

1 基準年である2018年との比較

「この WAVE 認定は、エコラボの全社的なウォーター・スチュワードシップ戦略を実施し、各地域での活動を補完してきたエコラボチームの素晴らしい取り組みのさらなる証です。」

Emilio Tenuta(エミリオ・テヌータ)

エコラボ上級副社長兼サステナビリティ最高責任者

エコラボについて

数百万人ものお客様からパートナーとして信頼されているエコラボ(NYSE:ECL)は、水と衛生、感染予防のソリューション、および人々と生活に不可欠なリソースを保護するサービスを提供する、世界的なサステナビリティのリーダーです。1 世紀にわたる革新を基盤とするエコラボは、年間売上高が 150 億ドルで 48,000 名を超える従業員を抱え、世界 170 ヵ国以上で事業を展開しています。科学に基づく包括的ソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化を支援しています。エコラボの革新的なソリューションによって、食品、ヘルスケア、ライフサイエンス、ホスピタリティ、そして産業市場におけるお客様の業務効率、サステナビリティの向上が実現します。 

www.ecolab.com

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ザ・ウォーター・カウンシルについて

ザ・ウォーター・カウンシル(TWC)は、淡水技術におけるイノベーションと、ウォーター・スチュワードシップを推進することで、重要な水問題の解決に取り組む世界的ハブです。1 世紀以上にわたるイノベーションを基盤として築かれた TWC は、米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるグローバル・ウォーター・センターを本部とし、世界で最も集中的かつ成熟した水技術群を形づくっています。TWC は、よりスマートで持続可能な水利用が世界的に求められていることを踏まえ、中西部および世界中の淡水資源を保護する取り組みにおいて、水イノベーションを自然に補うものとしてウォーター・スチュワードシップを推進し​​ています。今日、ザ・ウォーター・カウンシルは政府機関、ブルッキングス研究所、ハーバード・ビジネス・スクールによって認められた水産業界のグローバル・リーダーであり、米国有数の経済開発クラスターとしての地位を確立しています。

 

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