エコラボの環境への好影響を促進する従業員主導型の「グローバル・サステナビリティ・ネットワーク」
サステナビリティは、エコラボの文化の中核となるものです。エコラボの 47,000 名の従業員は、世界が直面する水、食料、衛生、気候に関する重大な課題を、お客様とともに、そしてエコラボの事業を通じて解決する方法を日々模索しています。ですから、エコラボが地球に与えるポジティブな影響をいかにしてより大きなものにできるのか、その方法を世界中の従業員が考え始めた時、エコラボの従業員なら誰もが持つ情熱を活かすことが大きな違いを生むことになるかもしれないと、すぐに思いつきました。
こうした背景から、今年のアースデーに、エコラボの従業員による従業員主導型の新しいコミュニティグループ「グローバル・サステナビリティ・ネットワーク(GSN)」が発足します。このグループは、環境のサステナビリティに関する問題を扱う教育、コミュニケーション、コラボレーションを通じて、エコラボの成長と好影響の促進に取り組みます。またこのグループは、より健康的でサステナブルな世界をつくるには、これまで以上に密接に連携する必要があるという考えに基づき、その実現に向けた活動を行います。
「信頼されるサステナビリティのリーダーとしてこれからもエコラボが成長するために、今後 10 年間に私たちが取り組むべき課題は、もはや大きな影響力を持つ一部の人々だけの問題ではありません。エコラボはすべての従業員を対象に、変化を推し進めるための機会をさらに拡大して、今後も歩み続けます。」
Emilio Tenuta(エミリオ・テヌータ)
コーポレート・サステナビリティ部門上級副社長兼サステナビリティ最高責任者
エコラボのサステナビリティ最高責任者であり、グローバル・サステナビリティ・ネットワークのエグゼクティブ・スポンサーでもあるエミリオ・テヌータは、次のように話します。「エコラボは、2030年のインパクト目標の達成に向けて大きく前進しました。けれども、信頼されるサステナビリティのリーダーとしてこれからもエコラボが成長するために、今後 10 年間に私たちが取り組むべき課題は、もはや大きな影響力を持つ一部の人々だけの問題ではありません。エコラボはすべての従業員を対象に、変化を推し進めるための機会をさらに拡大して、今後も歩み続けます。従業員との関わりを深め、意識を高めるとともに、サステナビリティに関する最新の傾向について学ぶ機会を提供することで、従業員一人ひとりがそれぞれの業務を通じてサステナビリティに直接的な影響を及ぼすにはどうすればよいのか、その具体的な方法を明らかにしていきます。」
グローバル・サステナビリティ・ネットワークには世界中からエコラボの従業員が参加しており、創立メンバーは 550 名を超えています。
グローバルマーケット部門上級副社長兼社長、グローバル・サステナビリティ・ネットワークのエグゼクティブ・スポンサーの Sam de Boo(サム・ド・ブー)は次のように述べています。「世界中の社員から、エコラボが掲げる野心的な目標を達成するために何かできることはないか、という問い合わせがたくさん届いており、大いに刺激を受けています。これは、エコラボがこれから企業として経験する変革のあり方を実によく表していると思います。すべての従業員が、気候変動がもたらす問題を認識し、解決のために何か貢献したいと考えているのです。」
エコラボでは 25,000 名を超える販売・サービス担当者が、世界 170 ヵ国、約 300 万ヵ所のお客様の拠点でサービスを提供しています。また、エコラボの従業員は、世界をより清潔に、より安全に、より健康的な場所にするため、また、人と地球、そしてビジネスの健全性を守るために尽力しています。新しいグローバル・サステナビリティ・ネットワークは、こうした精神を受け継ぎ、すべての人々にとってより持続可能な未来を築くというエコラボの目標達成を支える力となることでしょう。
エコラボのサステナビリティの取り組みとその達成状況の詳細