地域社会と環境責任に対するエコラボの取り組み
エコラボでは、事業を展開し、従業員が暮らすコミュニティの人々や自然を保護するプログラムおよびイニシアチブの支援に取り組んでいます。当社従業員は、毎年数千時間ものボランティア活動に参加し、生態系と地域社会の繁栄に貢献するという当社の使命を世界各地で果たしています。
2023年には、44ヵ国にわたるエコラボの従業員が、職位や部門を問わず、地元コミュニティで 40,000 時間に及ぶボランティア活動を行いました。エコラボ創立 100 周年を記念して、6月にグローバル奉仕週間イベントが開催され、従業員は公園やビーチの清掃、植樹、その他の公共スペースの修復活動といった環境責任プロジェクトに取り組みました。オーストラリア、ニュージーランド、フィジーでは、200 名を超える従業員が 10 のゴミ拾いウォークに参加し、500 ポンドのゴミを集めて 150 本の木を植えました。
「当社従業員が世界中のコミュニティで行うボランティア活動への取り組みは、大きなプラスの効果を生み出しています」と、Global Community Impact 担当バイスプレジデント兼エコラボ財団プレジデントの Kris Taylor(クリス・テイラー)は話します。「恩返しの文化を育んできた当社が、全社一丸となって生み出すことができる違いは絶大です。」
同様の取り組みはカナダ、ハンガリー、オランダ、ケニア、メキシコ、ポルトガル、スペイン、スイス、フィリピン、イタリア、スロベニアといった国々や、米国内数州の地域で実施され、自分たちが働き、生活している地域を良くしたいという従業員の情熱を表しています。
メキシコシティでは、現地の当社従業員グループが、この地域における生物多様性の保全に重要な役割を果たす古代農法、チナンパ農法の保護に取り組みました。その努力が実り、トウモロコシの収穫量を大幅に伸ばすことができ、この結果からも、ボランティア活動に費やした時間以上に、従業員の活動が永続的な影響力をもたらすことが実証されました。
グローバル奉仕週間以外でも、エコラボのボランティアらは年間を通じて、違いを生み出す活動を続けています。メキシコでは、ボランティアグループがアフスコの「エル テポザン エコツーリズム パーク(El Tepozan Ecotourism Park)」に 600 本以上の木を植え、森林火災で被害を受けた地域の復興を支援しました。
エコラボは、当社従業員が周りを取り巻く人々や地域社会の福利の向上に取り組んでいることを誇りに思うと同時に、2024年も彼らが活動を続けることを期待しています。