IMPACTful 対談:Nick Alfano(ニック・アルファーノ)
今月の黒人月間では、エコラボが従業員リソースグループ(ERG)の発展と進歩を通じて、これまでどのような道のりを歩んできたのか、そして現在も克服に向けて取り組んでいる課題について、総括するために振り返ります。世界中に 1,200 名を超えるメンバーを擁するまでに成長した EcoEssence は、当社 ERG がもたらすプラスの影響のほか、エコラボが続ける多様性、公平性、包括性(DE&I)に対する取り組みの輝かしい一例です。
ERG の重要性について話し合うため、グローバル DE&I 部門人事担当副社長の Dexter Davis が、EcoEssence の新しいエグゼクティブ・スポンサーであるグローバル インダストリアル取締役副社長兼社長の Nick Alfano を迎えて、第 1 回 IMPACTful 対談インタビューを行いました。Dexter が主催するこのエコラボ ポッドキャスト シリーズでは、多様性、マインドフルネス、目的、啓発、コラボレーション、信頼といった IMPACTful 対談の枠組みの中で、さまざまな市場や職務におけるリーダーたちの経験やリーダーシップについて紹介しています。
ここでは、二人の対談の見どころをいくつかご紹介します。
Dexter:EcoEssence のエグゼクティブ・スポンサーという新しい役割を担い、企業のリーダーらと一緒に仕事をする機会を得て、どのように感じていますか?そして、この役割に就いた気分はどうですか?
Nick:私は ERG が会社にもたらす連帯性の力を強く信じています。ですから、EcoEssence 、そして EcoEssence が掲げる黒人やアフリカ系アメリカ人のキャリアの機会を促進するという目標について知った際、この職務は私の天職だと感じました。昨年の秋、ビジネス界における黒人経営者の地位向上を図る Executive Leadership Council(エグゼクティブリーダーシップ協議会)に出席する機会がありました。その際、EcoEssence とエコラボが、この取り組みの多大な支援者であることをつくづく感じました。だからこそ、あなたから EcoEssence のエグゼクティブ・スポンサーになってほしいと頼まれたとき、「イエス」と答えたのです。
Dexter:Nick、あなたはここエコラボで非常に素晴らしいキャリアを積み、様々なプロジェクトに携わる中で、チームとしての活動をを可能にするために、社内に立ちふさがる障壁を取り除いてきました。その献身的な取り組みがチームにどのような影響を与え、あなたのキャリアを後押ししてきたのでしょうか?
Nick:私は、お客様と世界のために正しいことをするという、この会社の使命を心から信じています。この使命を可能にしているのは、世界各地にいる当社のチームです。会社として一貫したビジネスモデルを掲げていても、サービスを提供するお客様や、事業を展開する地域に応じて、それぞれ異なる方法で周りと接しなければいけないことを長年にわたって学んできました。そのためには垣根を取り払い、考え方に多様性をもたせる必要があります。私は考え方における多様性を心から信じています。考え方における多様性は、多様な従業員から生まれます。私はこの会社でのキャリアの中で、70 を超える国々を旅し、たとえ文化が異なっていても、仕事を成し遂げる上で文化が与える影響を目の当たりにしてきました。つまり、異なる文化を尊重し、多様性を受け入れる企業文化を従業員全体に反映させる必要があるということです。私の役目は、常にビジネスの状況に目を向け、物事に対する取り組み方を見極めて、障壁を確実に取り除き、今申し上げたように、考え方に多様性をもたせるような環境を作り出すことです。
Dexter:ERGは、多様で革新的な職場づくりに取り組むうえで重要な役割を果たしています。そのことを踏まえて、社会的地位の低い人々や黒人、アフリカ系アメリカ人の従業員に大きな影響を与え続けられる EcoEssence の未来を確実に築いていけるよう、周りの人々と協力していく上でのあなたのビジョンや計画についてお聞かせください。
Nick:私は、貢献という立場とマーケティングの観点の両方から EcoEssence をサポートする機会に恵まれています。私たちは、EcoEssence ブランドを社内に浸透させ、より多くの個人に影響を与えることができるよう、マーケティングコミュニケーションのサポートや、 IT サポートといった私たちにできる活動の必要性について話し合いました。グループのリーダーたちは、EcoEssence を導く上で素晴らしい仕事をしてくれたと思います。私の務めは、このように培ってきた活動にさらに磨きをかけることです。
Dexter:Nick、そう考えると、あなたはキャリアを通じて頻繁にメンターとしての役割を果たしてきましたね。経営幹部がメンターとしてスポンサーの役割を果たすことがなぜ重要なのでしょうか?
Nick:素晴らしい質問ですね。その役割から多くのものを得ているし、たくさんのエネルギーをもらっています。社内で多くの人々に会い、たくさんの従業員と彼らのキャリアの現状や今後の目標について話をすることができます。また、次世代のリーダーたちが今後この会社を引っ張っていけるよう手助けをすることに、計り知れない満足感を得ています。
率直に言って、それは私の仕事の最も素晴らしい部分であり、以前にも述べたように、私のキャリアの現時点で、私がやりたいのはそれだと感じています。
IMPACTful 対談の全容は、Storyboard でご視聴ください。