マリオット:2025年以降のサステナビリティ目標
背景
世界最大の単独型ホテル運営会社と、水、衛生、エネルギー関連の技術とサービスにおけるグローバルリーダーに共通するものとは何でしょうか?共通しているのは、人を第一に考え、サステナビリティに関する取り組みを行い、全世界で事業を展開している点です。マリオットとエコラボの長期にわたるパートナーシップの根底には、このような共通の原則があります。
「世界中でご愛顧いただく旅行会社を目指すと同時に、世の中の役に立つ当社の世界レベルの責任を果たしたいと考えています。」と、Denise Naguib(デニス・ナグイブ)マリオット・インターナショナル副社長(サステナビリティおよびサプライヤーダイバーシティ部門)は語っています。「エコラボのようなソリューション提供企業と手を組むことで、当社はサステナビリティの目標を達成し、お客さまに素晴らしい体験をお届けすることが可能になります。」
マリオットは2025年に向けて、世界中にある 6,500 の施設に対し、サステナビリティおよび社会的影響に関するインパクト目標を立てており、エコラボの技術は以下の 3 つの目標に直接影響します。
- 水強度 15 パーセント削減
- 炭素強度 30 パーセント削減
- 埋立てゴミ 45 パーセント削減
それと同時に、マリオットは期待されているサービスもしくはそれ以上のサービスを宿泊客に提供しなくてはなりません。 問題はオペレーション効率とサステナビリティを向上させつつ、食器やリネン、水に関して
最高レベルの清潔さを維持する必要があるということです。
技術革新
客室から厨房、ランドリーから冷却塔にいたるまで、エコラボのソリューションは、宿泊客がマリオットに期待する品質を犠牲にすることなく、環境に対するプラスの影響を実現します。
技術面のハイライト:
アクアノミック ランドリープログラムは常に最高の仕上りをお約束。またリネンが長持ちし、洗い直しの手間が減るほか、水とエネルギーを節約し、温室効果ガスの排出を抑えます。
冷却水用 3D TRASAR™ 技術は、冷却システムの必要に応じた制御と最適化を実現。水とエネルギーの節約を可能にしつつ、お客さまが資産を守るお手伝いをします。 この革新的な技術は、リアルタイムのデータからスケーリング、腐食、生物付着につながる不具合を検出して適切な対応を決定し、最適なパフォーマンスと節約を可能にします。
以上のソリューションとその他ソリューションにより、マリオット・インターナショナルは宿泊客にとって最高レベルの水準を維持し、水やエネルギー、CO2 排出および固形廃棄物の大幅な削減を達成して、同社の2025年度サステナビリティ目標の実現に向かっています。
年間節約額
水
33 億 4,000 万
リットルの水 - 下記人数の人々が年間に必要とする飲料水に相当:
300 万人
エネルギー
1 億 1,400 万
kWh のエネルギー
空気
21,500 メートルトン
の CO2e
廃棄物
200 万
ポンドの廃棄物