エコラボ、歴史的な AI 時代における節水へのコミットメントを実現

今年の世界水の日(World Water Day)に、エコラボは水に関する経営陣の継続を強化し、AI がもたらす節水の新たな機会にスポットライトを当てます。

2025年3月21日
A water droplet splashing into a pool of water, on a dark background with digital data points and graphs overlaid.

ミネソタ州セントポール - 2025年3月21日 - 水は世界で最も不可欠な資源であり、AI の時代においてもその重要性は増すばかりです。この変革をもたらすデジタル革命のなか、水ソリューションと感染予防サービスを通じて成長とパフォーマンスを最大限に高めるサステナビリティの世界的リーダー、エコラボは、目標を継続して達成し、お客様と協力しながら水使用の最適化を進めながら収益性を実現してきました。

2030年までに、AI 関連の成長には、インドの年間需要に相当する追加電力1 と、米国の年間飲料水需要を満たすのに十分な量の水が必要になると推定されています​​​​​​​2。AI とハイテクデータセンターの成長が進むなか、AI を活用して循環型水管理の効率化とイノベーションを推進し、運用プロセスの改善と天然資源の保全を実現するまたとない機会が訪れています。ビジネスの成長を促しながら水を守るというエコラボの使命は、これまで以上に重要になっています。

「AI 技術の急速な普及により、水とエネルギー資源に対する需要が高まっています。同時に、独自のコネクテッドシステムと強力な洞察を活用して水危機に対処するというかつてない機会ももたらされています。」と、エコラボの会長兼 CEO の Christophe Beck(クリストフ・ベック)は述べています。「AI を活用して事業運営全体を通じて水の使用量削減、再利用、転用を行うことで、天然資源を保護しながらお客様にポジティブなパフォーマンスを提供し、適切な方法で成功し続けることができます。」

エコラボは{​​​​​​​[#0]}年、お客様とともにウォーター・スチュワードシップを推進し、より強靭で収益性の高い未来を築くために大きな進歩を遂げました。今年の世界水の日に、エコラボは成長を続けながら水資源を保護するこれらの功績を称えます。2024年​​​​​​​におけるエコラボの「Year in Water」のハイライト:

  • 水の保全:エコラボの支援により、お客様は 2,260億ガロン以上の水を節約することができました。これは、7億8,100万以上の人々の年間飲料水の需要に相当します。2030年までに、エコラボは 10憶人の飲料水の需要に相当する、年間 3,000億ガロンの水の節約を支援することを目標としています。
  • ビジネスの成長: エコラボは、Barclay Water Management の買収後もグローバルウォーター事業の成長を続け、水の安全とデジタル監視ソリューションの強化に貢献しました。
  • AI を活用したソリューション:エコラボは、Digital Realty と共同で、水利用効率の向上と環境への影響の低減を目指し、Digital Realty の米国データセンター 35拠点に AI を活用した水保全ソリューションを導入しました。
  • 水処理パートナーシップ:エコラボの水およびプロセス管理事業を担うナルコ ウォーターは、Danieli と提携して金属産業向けの工業用水処理機能を強化し、生産プロセスの改善、二酸化炭素排出量とウォーターフットプリントの低減、コスト削減を目指しています。
  • 消費者との関わり:エコラボは、ニューヨーク気候週間の期間中、ブライアントパークで「Every Drop Counts」という展示を行い、水の重要性に対する意識向上に努めました。また、世界のウォーター・スチュワードシップの現状を報告する 年次エコラボ Watermark™ 調査も継続しています。
  • 革新的な資金調達:エコラボは、革新的な PFAS 処理技術である LEEF System® の世界的な展開を加速するために、 Emerald Technology Ventures が主導する 1,000万ドルの資金調達ラウンドに参加しました。
  • 水に関するアクションの先駆者:エコラボは、国連グローバル・コンパクトの下で業界および CEO が主導するイニシアチブである「Water Resilience Coalition(WRC)」の共同設立者として、世界的な水危機の解決に取り組んでいます。昨年、エコラボは WRC による 2030年へのロードマップに向けた大きな前進を支援しました。
  • 安全な水と衛生への投資: エコラボは、Microsoft、Starbucks、Xylem、Reckitt、Gap Inc.、その他企業とともに、WaterEquity による「Water & Climate Resilience Fund」に寄付しました。この革新的な影響を及ぼす基金は、アフリカ、アジア、中南米の 1,500万人の人々が安全な水や衛生設備を利用できることを目的として、これまでに 1億ドル以上を集めています。

  • カリフォルニア州の水レジリエンスを推進: 干ばつに見舞われたカリフォルニア流域を支援する企業として、エコラボは「California Water Resilience Initiative(CWRI)」の第2回年次フォーラムを開催しました。この民間セクターの取り組みは、公共セクターの目標に沿って、カリフォルニア州が回復力のある未来を実現するための協調的かつ集団的な行動を加速させます。

  • スマート・ウォーター・ナビゲーター: エコラボは、企業が事業における水の価値を十分に理解し、水に関する目標を達成できるよう、 有益なデジタルツールを引き続き提供しています。

重要な資源を守り、ビジネスの成長を実現するというエコラボの使命は、AI の時代においてこれまで以上に重要性を増しています。エコラボは、スマートな水管理を優先することで、より回復力のある前向きな未来を築きながら、企業のパフォーマンス向上を支援しています。詳細については、https://www.ecolab.com/expertise-and-innovation/water をご覧ください。

「AI を活用して事業運営全体を通じて水の使用量削減、再利用、転用を行うことで、天然資源を保護しながらお客様にポジティブなパフォーマンスを提供し、適切な方法で成功し続けることができます。」

Christophe Beck(クリストフ・ベック)

エコラボ会長兼 CEO

脚注

  1. Bloomberg Law、「AI Computing on Pace to Consume More Energy Than India, Arm Says」2024年4月。 https://news.bloomberglaw.com/artificial-intelligence/ai-computing-on-pace-to-consume-more-energy-than-india-arm-says
  2. Lei, N., & Masanet, E.(2022年)およびゴールドマンサックス(2024年) のデータをエコラボで分析。

エコラボについて

数百万人ものお客様からパートナーとして信頼されているエコラボ(NYSE:ECL)は、水と衛生、感染予防のソリューション、および人々と生活に不可欠なリソースを保護するサービスを提供する、世界的なサステナビリティのリーダーです。エコラボは、1 世紀以上にわたるイノベーションを基盤とし、年間売上高 $160 億ドル、従業員およそ 48,000 名を擁し、世界 170ヵ国以上で事業を展開しています。科学に基づく包括的ソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化を支援しています。エコラボの革新的なソリューションは、食品、ヘルスケア、ハイテク、ライフサイエンス、ホスピタリティ、そして産業市場におけるお客様の業務効率とサステナビリティの向上に貢献しています。 www.ecolab.com

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2025年3月21日

(ECL-C)

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