Impact that Matters product sustainability image

製品のサステナビリティ

当社は業界のベストプラクティスをもとに画期的なソリューションを開発して、お客様の事業とサステナビリティの目標をサポートし、環境保護と人々の健康推進を支援します。

エコラボでは、製品の開発にあたり、人々の健康と環境の両方に与える全体的な影響を考慮しています。エコラボの「Impacts That Matter(重要なインパクト)」の基準と包装に関する指針は、エコラボの製品が安全性やパフォーマンスを犠牲にすることなく、サステナビリティを念頭に置いて設計されるよう保証します。エコラボはお客様が環境への影響を最小限に抑えつつ、オペレーション効率と製品品質、安全性、コンプライアンスを向上するための、新しく効果的なソリューションを開発し、業界をリードしています。

持続可能な設計の原則

当社は、業務からお客様向けのプログラム開発、使用説明書に至るまで、製品開発プロセスに安全性とサステナビリティへの配慮を組み込むよう努めています。エコラボの全員がこの責任を負うことで、持続可能なデザインの基盤が研究開発のプロセスに取り入れられます。

ケミカルの管理 

エコラボ製品のサステナビリティ・プログラムは、当社の規制担当チームと提携して構築され、化学製品管理の規制を上回る管理体制でベストプラクティスを徹底します。エコラボは、この分野の実践の年次評価の一環として、ケミカルフットプリントプロジェクトに参加します。

当社は2021年に社内のサステナビリティ・ポリシーを更新して、高懸念化学製品の管理のベストプラクティスと科学的エビデンスの最新情報を反映させ、お客様が当社製品を安心して使えるようにしました。当社ではこのプロセスを継続し、2022年には高懸念物質含有製品の総数を 3% 減少させることに成功しました。今後数年間でより多くの製品が排除されるにつれて、この数は減少し続ける見込みです。

当社の高懸念物質に対する見解(英語版)

包装の目標

エコラボでは、製品と包装において安全性とサステナビリティを推進するために尽力しています。当社は継続的にデザインを改良して、無駄を最小限に抑え、お客様に最上級の経験を安全にお届けするよう努めています。

2030年までに、ポートフォリオに含まれる未規制製品の包装を再利用可能あるいはリサイクル可能にすることが目標です。優れたパッケージデザインへの取り組みは、エンジニアや材料科学者、アナリスト、技術者など 50 名以上の包装のプロからなるグローバルチームによって支えられています。

Plastic packaging reduction illustration

プラスチック廃棄物を削減

  • エコラボには、包装技術の先駆者として得た長い経験があります。たとえば、当社のスマートパワー™​​​​​​​ 技術は、5 ガロンのプラスチック容器をシュリンク包装のブロックに置き換えることで、従来の包装と比較して、プラスチック使用量を最大 99% 削減します。
  • また、当社の濃縮製品に再利用可能な容器を早い段階で採用しており、使用済みリサイクルプラスチック樹脂(PCR)を製品包装の多くに取り入れています。16 年以上にわたり、SolidPower™ XL カプセルには 40% の使用済み樹脂が含まれています。
  • 2022年には、500 万ポンド以上の使用済みプラスチック樹脂を活用しました。
  • 2022年には、1300 万ポンド以上の未使用樹脂の使用を回避しました。
  • お客様のために製品を配合し、包装方法を革新した結果、エコラボは2014年以来、1 億 1,600 万ポンド以上の未使用樹脂の生産を回避できました。
  • さらに、プラスチックごみを減らし、再利用可能な包装プログラムを拡張して、当社のパッケージを確実にリサイクル可能にし、使用済みプラスチックをできるだけ利用するよう取り組んでいます。
Woman at computer in an office

規制関連

エコラボは、規制に関するチーム、プロセス、方針、取り組みを通じて、お客様および企業の皆様が絶えず変化する規制に事前に対応できるよう支援します。

倫理的な調達

エコラボのサプライヤーには、人間の尊厳に関する国際的な基本理念が求められます。
エコラボの倫理的な調達基準は、グローバルサプライチェーン構想の根幹であり、エコラボへ直接納入を行うサプライヤーの皆様が、それぞれの従業員の衛生と安全、人権を守るよう求めています。

パーム油の調達

エコラボは、パーム油やパーム油の派生物を直接購入しません。ただし、パーム油由来の材料を供給するサプライヤーパートナーは持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)のメンバーであり、持続可能で責任のある調達を徹底しています。

紛争鉱物

エコラボは、中央アフリカ、特にコンゴ民主共和国(DRC)および隣接する 9 カ国(コンゴ共和国、中央アフリカ共和国、南スーダン、ザンビア、アンゴラ、タンザニア、ブルンジ、ルワンダ、ウガンダ)における暴力や残虐行為の撲滅をめざす人権団体をサポートしています。