
製品のサステナビリティ
エコラボは、製品の安全性とサステナビリティにおけるリーダーとなるために継続的な努力を続けています。当社の方針およびプログラムは、人々の健康、地球の健康、ビジネスの健全性といった私たちの生活に不可欠なものを守るために開発されました。
エコラボでは、製品の開発にあたり、人々の健康と環境の両方に与える全体的な影響を考慮しています。エコラボの「Impacts That Matter(重要なインパクト)」の基準と包装に関する指針は、エコラボの製品が安全性やパフォーマンスを犠牲にすることなく、サステナビリティを念頭に置いて設計されるよう保証します。
エコラボは、製品のライフサイクル全体でお客様が環境への影響を最小限に抑えつつ、オペレーション効率と製品品質、安全性、コンプライアンスを向上するための、新しく効果的なソリューションを開発し、業界をリードしています。
持続可能な設計の原則
エコラボは、最大限にプラスの効果をもたらす製品を設計しています。設計における重要なポイントは、当社製品のフットプリントを最小限に抑えつつ、お客様が自社業務において持続可能性、安全性、生産性を大幅に向上できるよう支援することです。エコラボの全員がこの責任を負うことで、持続可能なデザインの基盤が研究開発のプロセスに取り入れられます。
Chemical Management
Ecolab's product sustainability programs are built in partnership with regulatory affairs teams to go beyond regulation to help ensure best practices in chemical footprint management. Ecolab participates in the Chemical Footprint Project (CFP), which measures business progress toward safety chemicals and provides a tool for benchmarking companies as they select safer alternatives and reduce their use of chemicals of high concern.
Ecolab is proud to have been awarded CFP Frontrunner status in 2024 by scoring high across four pillars of chemical safety: management strategy, chemical inventory, footprint measurement and disclosure and verification.
包装の目標
エコラボでは、製品と包装において安全性とサステナビリティを推進するために尽力しています。当社は継続的にデザインを改良して、無駄を最小限に抑え、お客様に最上級の経験を安全にお届けします。優れた包装デザインへの取り組みは、エンジニア、材質サイエンティスト、アナリスト、技術者など、50 名以上の包装のプロからなるグローバルチームによって支えられています。
規制対象外の製品について、当社では、2030年までに再利用可能またはリサイクル可能なデザインによる包装に移行することを目標としています。現在、エコラボの梱包材の重量比 91% は、再利用可能またはリサイクル可能な設計になっています。

プラスチック廃棄物を削減
- In 2024, we launched Ecolab’s Disinfectant 1 Wipe, the first EPA-registered plastic-free1, readily degradable disinfectant wipe, derived from wood pulp fibers.2
- In 2024, we launched Ecolab® ReadyDose™, a tablet-based cleaning program with a 98.8% reduction in plastic packaging waste.3
- エコラボは循環経済の原則に沿って、未使用プラスチック樹脂の使用を回避し続けています。2024年には、1590 万ポンドの未使用プラスチック樹脂を回避しました。これによってもたらされる効果は、エコラボのプラスチック包装全体の重量比 15% に相当します。
- エコラボには、包装技術の先駆者として得た長い経験があります。たとえば、当社のスマートパワー™ 技術は、5 ガロンのプラスチック容器をシュリンク包装のブロックに置き換えることで、従来の包装と比較して、プラスチック使用量を最大 99% 削減します。
- 当社は濃縮製品に再利用可能な容器をいち早く採用し、使用済みリサイクルプラスチック樹脂(PCR)を製品包装の多くに取り入れています。20 年近くにわたり、当社の SolidPower™ XL カプセルには 40% の使用済み樹脂が含まれています。
- We pursue our plastic waste ambitions through:
- 削減:プラスチック含有量を減らした包装と、プラスチック包装を減らした濃縮型代替製品。
- 再利用:包装の再利用と再生プラスチック容器および IBC/トートの購入。
- リサイクル:梱包材に使用済みリサイクル(PCR)素材を使用。
- Wipe substrate is plastic free. プラスチック製のソフトパック包装。160 枚のプラスチック製ワイプが入ったワイプキャニスターに使われる総プラスチック質量と比較して、総プラスチック量を 90% 以上削減。
- 除菌 1 ワイプ(EPA 登録 No.1677-263)の使用方法については製品ラベルを参照。
- プラスチック廃棄物の削減は、お客様がエコラボの ReadyDose 製品 6 種類すべてを使用した場合の概算値です。これは、パッケージサイズが小型・軽量化された固形錠剤を使用することを前提に、エコラボの液体製品を 12ヵ月間にわたって毎月、製品ケースひとつ分使用した場合と比較しています。
エコラボのウォーターユニバーシティ、ネイパービルキャンパスを案内する Nevin Sant(ネビン・サント)と共に、持続可能なパッケージングに対するエコラボの取り組みをご覧ください。エコラボの循環型パッケージング戦略と、規制対象外のパッケージングにおける再利用可能な素材やリサイクルしやすい材料への移行を目指す2030年の目標の主なポイントを Nevinが説明します。エコラボは今後も、ユーザーの安全性や性能を損なうことなく、実現可能な限りリサイクル素材をパッケージに取り入れていきます。

規制関連
エコラボは、規制に関するチーム、プロセス、方針、取り組みを通じて、お客様および企業の皆様が絶えず変化する規制に事前に対応できるよう支援します。
倫理的な調達
エコラボのサプライヤーには、人間の尊厳に関する国際的な基本理念が求められます。エコラボの倫理的な調達基準は、グローバルサプライチェーン構想の根幹であり、エコラボへ直接納入を行うサプライヤーの皆様が、それぞれの従業員の衛生と安全、人権を守るよう求めています。
パーム油の調達
エコラボは、パーム油やパーム油の派生物を直接購入しません。ただし、パーム油由来の材料を供給するサプライヤーパートナーは持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)のメンバーであり、持続可能で責任のある調達を徹底しています。
紛争鉱物
エコラボは、中央アフリカ、特にコンゴ民主共和国(DRC)および隣接する 9ヵ国における暴力や残虐行為の撲滅をめざす人権団体をサポートしています。
サプライヤーのサステナビリティへの取り組み
Our suppliers have always been part of our sustainability strategy, which is why we are collaborating with suppliers to help us reduce our absolute Scope 3 emissions by 25% from a 2022 base year of purchased goods and services, fuel and energy related activities, upstream transportation and distribution, and downstream leased assets.