Hands holding a global

倫理的調達基準

エコラボのサプライヤーには、人間の尊厳に関する国際的な基本理念が求められます。当社の倫理的調達基準は、グローバルサプライチェーンイニシアチブの基礎を成すもので、エコラボへ直接納入を行うサプライヤーにはその従業員の健康、安全、人権を保護することが義務付けられています。

サプライヤーの皆様は、職場における強制労働や児童労働の禁止、衛生・安全や公正な給与の確保、嫌がらせの禁止について基準を満たす必要があります。 

エコラボは、サプライヤーの皆様が、それぞれの施設内で許されない状態や行為がないか検証し、もしあれば速やかに排除することを要求しています。エコラボは、人間の尊厳と、労働者が公正かつ同等に待遇される権利という基本原則を支持しないサプライヤーとは取り引きを行いません。

当社のサプライヤー要件は国連世界人権宣言、児童の権利に関する条約、および国際労働機関 (ILO)による 1998 年の労働に関する基本的原則及び権利に関する宣言などの国際基準に基づいています。さらに、2010 年カリフォルニア州サプライチェーン透明法 (SB 657)(2012年1月1日発効)では、特定の会社に対し、そのサプライチェーンでの奴隷労働や人身売買の撲滅に向けた取り組みに関する情報公開を義務付けています。2015年に採択された英国現代奴隷法も、英国で事業を行う一定の企業に対し、同様の開示を求めています。

倫理的調達基準の一環として、またこれらの法律に準じて、エコラボは以下を開示しています。

  • 検証
    サプライチェーン上の人身売買および奴隷労働のリスクを検証し、それに対処するため、エコラボは、サプライヤー向けに詳細な倫理的評価を確立し、奴隷労働および人身売買のリスクの高い地域においてエコラボの業務の一部を担うサプライヤーに、その実施を義務付けています。エコラボは、化学薬品、パッケージ、設備および契約製造部門のサプライヤーの皆様に対し、このアセスメントの完全実施を要請しています。また、今後は更に多く幅広い分野のサプライヤーの皆様に同アセスメントの実施を求めて参ります。サプライヤーの皆様には、従業員の人権保護や、人身取引および奴隷労働の防止・撲滅への取り組み関する社内における方針の内容のみならず、管理の実務に対しても検証が行われます。
  • 監査
    エコラボは現在、サプライチェーンにおける人身売買や奴隷労働に関してサプライヤー施設の現場監査を行っていませんが、現行の監査プログラムに、人身売買および奴隷労働に関する条項を盛り込むことを検討しています。エコラボは、グローバルサプライチェーンの倫理的で責任あるビジネス慣行を提唱する非営利団体 SEDEX(サプライヤーエシカル情報共有)のメンバーです。SEDEX は、4つの領域(1)労働基準、(2)健康と安全、(3)環境、(4)ビジネス倫理に関する情報と監査結果を共有するための、ウェブベースのプラットフォームです。エコラボはその一員として、毎年監査を行い、その結果を SEDEX 内で共有しています。
  • 認証
    エコラボではすべてのサプライヤーに対し、適用される政府規制、およびグローバルな反人身売買取引ポリシーを含むエコラボのポリシーおよび慣行を順守するよう義務付けています。私たちは毎年、該当するサプライヤーの皆さまにエコラボの政策についてお伝えしていますが、現時点で証明は要求していません。
  • 説明責任
    エコラボの従業員は、エコラボの行動規範およびグローバルな反人身売買ポリシーを通じて、エコラボが奴隷労働および人身売買に関する基準を確実に満たしていることを確認する責任を負っています。
  • トレーニング
    エコラボでは、取引するサプライチェーンと購買担当者、ならびにそのサプライヤーに対し、現代の奴隷労働に関する内容を含むエコラボの倫理的な調達に関する基本方針および手順についてトレーニングを実施しています。